誰でもできる最速、最短で結果が出る成長戦略

誰でもできる最速、最短で結果が出る成長戦略
そんな方法があったら教えて欲しいと皆が思う。
私もそう思うひとりだった。
短期間で企業規模を急成長させているケース。
なぜそういうことが出来るのだろう。
常々考えていた。
急成長した会社が危ないというが、その後も更に成長を続ける企業も少なくない。
そんな想いの中、ある企業(J社)をベンチマーキングしていたら
ユニクロの手法にそっくりだということに気づいた。
そしてその後、偶然「C社は○○業界の○○を目指した!」という記事を目にした。
「これかぁ」と、つながった。
組織を拡大、成長させるには、方向性を定め強力なリーダーシップが必要になる。
拡大、成長=人が増える事が大半。増え続ける違う文化(組織)から来た人をどうやって
同じ方向へ向けるか。
そして成長の速度がはやければ、それを止めようとする力が自然と社内に働く
組織は簡単には変わらない。急成長は、簡単なことではない。
それに対して時折聞くこんなキャッチコピー(方針・戦略)がある。
営業コンセプトを作成するときに「○○業界の○○になる!」という戦略がある。
あまり気にも留めず「確かに分かり易い」ぐらいにしか見ていなかった。
しかし、この記事とJ社のベンチマーキングを通して大きな意味があることに気づいた。
もしかするとこのコンセプトプランを採用する企業も、この手法が素晴らしく効率的で効果的な事に気づいていない可能性がある。
兄弟がいる方なら経験があると思う。
弟や妹の物事の習得の速さを。
過去こんなことがあった。
幼少の昔、駒が上手く回せなかった。
3日かけて、やっとの思いで駒を回した私を横に、5歳年下の妹が一瞬で駒を回してしまった。
私は、驚きあっけにとられた。
物事を習得するには見本がある事がどんなに有利か。
妹は普通の子供だ。
経営も同じ。普通の経営者が
身近に見本があると最短でそのレベルに行ける。
モデリングというやつ。
「でもこのやり方は、各社、各業種やり方が違うでしょう」という声が聞こえる。
確かにそうかもしれない。
実は、だからこの「○○業界の○○になる!」という戦略がとても有効なのだ。
同じ業界をマネると弊害がでる。(マーケティングの近親相姦というらしい)
「あそこのマネをした」と言われる。だからみんな変にマネしないし。本気で学ばない。
しかし異業種をマネるとなぜか独自性と言われる。
更に「○○業界で初の○○」なんて言われる。


私がベンチマーキングした企業を見てみよう。
業種は小売業 「メガネの製造販売」
社名はJINS

競合ひしめくメガネ業界で急成長している企業だ。
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《JINS HPより》
この会社の急成長にはあるきっかけがあるという。
社長の田中仁さんが自社がある程度の規模になったときにユニクロを柳井氏と会う機会があったそうだ。
その際、柳井氏に『使命なき企業は企業に非ず』と言われたらしい。
その悔しさをバネに田中氏が奮起した。
そして取った戦略が「メガネ業界のユニクロになる」だった。これは、私の推測だ。
下記のホームページを見比べて欲しい。
双方、株式を上場している企業だが、
今でもホームページまでそっくりだ。
ユニクロ:http://www.uniqlo.com/jp/
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JINS:http://www.jins-jp.com
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これは公表された言葉ではなく私が彼らの戦略を見てこの手法を採用したことを推測した。
具体的にはこんな風だ

<理由>
①メガネをアイウェア(衣服と同じと位置づけ)名付け、気に入ったメガネをシーズンごとに買い替えられる低価格にした。いいものをとにかく安く。
②デザイン性と機能性を最大限重視しモデルチェンジを繰り返し買い増しや買い替えを促進する
③価格帯を分り易くワンプライスやプライスライン戦略を
取っている
 ※ワンプライスはどれも9,800円とか。
プライスライン 5,800円7,800円9,800円など
④おしゃれなイメージのタレントを使ったイメージ広告に徹した
⑤当時のユニクロのフリース戦略を模倣し高機能サングラスを安価で提供した
どれもユニクロが成功した戦略をメガネに採用しただけだ。

最近では、サングラス。サングラス業界では、
イチローや宮里藍ちゃん愛用のオークリーのサングラスが有名。25,000~35,000円程度と高価だがとても人気がある。これをマネたゴルフ、マラソン、スポーツ専用サングラスを安価で販売して成功を収めている【7,990円】
下記のホームページも見比べて欲しい。
JINSサングラスHP:http://www.jins-jp.com/functional/golf.html
オークリーサングラスHP:http://japan.oakley.com/men/apparel/golf-11fw/eyewear/fastjacket/?root=1
etc

成功のポイントはここにあると思った。
徹底的にマネをしたことだ。
ヤル事すべてをマネしないとこの戦略はうまく行かない。
この戦略を何となく使って失敗している企業は完全にマネていないのだ。
100%再現して初めてわかることが多い。
もう一つのポイントは
どこの企業をモデリングするかだ。
うちの業界には、と思いがちだが十分考える余地はある。
近すぎても良くないし遠くても良くない。
一方的に否定しない方が良い。考える余地はある。
例として印象の良いこだわりのあるブランド企業が良い
マクドナルド、ディズニーランド、ユニクロ、SONY、ホンダ、パナソニック、ルイヴィトン、シャネル、グッチ、トヨタ、アップル、マイクロソフト、ソフトバンク、Googleなどなど独自性が強いNo1企業が、分かり易い。
最後にその効果だが
見本があり社員さんに浸透しやすい点が一番の効果だと思う。
これが45度直線的な成長を続ける秘訣なのではないだろうか?
社員さんが自社の戦略を理解している企業は少ないが
これなら自社を笑顔で、素早い対応のマクドナルド戦略を行っているなど理解しやすい


興味のある方は、返信メールをください。我々と一緒に戦略を建ててみましょう。
第三者(社)が入ると客観的な目が入り適切なターゲット企業が見つかるかもしれない。
松井洋治


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