今日、私の読んだ本の中より一冊の本を紹介致します。
この本は、私もお世話になっている方に紹介された本であり最近話題のため読まれた方も多いのではないでしょうか。
そのため、ただ感想をお伝えするのではなく当社で実践してみた結果と感想も含めお伝えしていきます。
大和書房出版 大橋禅太郎著「すごい会議」
どこが「すごい」のか
まず実際に行なってみた結論をお伝えすると、「すごい会議になった」が最初の感想です。
何がすごいか?と言うと、求めていた結論に自然にたどり着いた?いえ、「たどり着いてしまった」という点です。
見失いがちな会議の根本を確認する
会議とは本来、結論を出す為に行なわれます。
しかし、多くの場合そこへたどり着く前に時間切れとなる事がしばしばあります。
この問題が一気に解決しました。出来すぎでした。もっと喧々諤々の会議をイメージしていましたが、いたって冷静で自然に結論にたどり着いたのです。
これで良いの?と思ってしまうのがこの会議。ではなぜなのでしょうか。
「すごい会議」の会議手法は以下の事を目的に作られています。
◆すごい会議の目的
【1】自分の意見と事実を明確に人に伝える。人の意見に流されない。
【2】本当の問題点を明確にする。表面の対処にしない。
【3】方向性を合わせる。前向きかつ改善を目的とした思考になる。
【4】会議終了後は全員が自信を持って退出する
その為に以下の内容がこの会議の主な手法である。
◆すごい会議にするための手法
【1】すべて紙に書いてから発表する
【2】上手く行っている事を3つ書いて発表するところからスタートする
【3】言えない事実を発表する
【4】ひどい事実を明確にする
【5】問題点を「どうすれば~」の形に言い換えて発表する
全く持って不思議なくらい、この手法5点をおさえる事で、
すごい会議の目的にある4つの効果が生まれ、望む成果への道が明確になるのです。
あれほど成果を作り出すために努力してきた会議が何だったのかと思ってしまう…。
シンプルなモノほど使いやすい
感想になってしまいますが、これは試された方にしか分からない実感としか言いようがありません。もちろん上手くいかないケースもあるでしょう。しかし、一度は試される事をお勧めします。
本についても実際には数時間で読み終えてしまう内容で物足らなさを感じる方も多いかと思います。ですが、「実際に使えるものは簡単なモノである」と言う条件を充分に満たしています。
ぜひ一度購読及び実施をお勧めします。
すごい会議の実践結果
前向きの発表を行なう
4月13日 お客様満足の向上を目的に会議を開きました。
なぜならばもっとスピードとクオリティの高いものを納めたいと実感した出来事があったからです。
いままでの会議なら「どうしてスピードとクオリティを上げられないか」という具合に、
現状分析と原因の追究に終始したでしょう。
しかし今回は違いました。
まず本件業務について上手く行っている事を紙に書いて発表したのです。
ホントかよ?と思われる内容もあるがこの会議では人の意見を否定することはNG。
まずは、聞く事。
その上、全員が紙に書いた内容を発表しているので
他人の意見に左右される事がありません。
思った事を全員が言えています。
通常は、ここから違っています。
前の発表者の意見につられて、自分の考えていた意見とは違う内容を発表してしまった事はありませんか?身に覚えがあるのは私だけではないでしょう。
その後も「すごい会議」の手法に従って肯定的な意見ばかりを書いて発表することを繰り返します。
問題や障害も「どうすれば」で始まる文章に書き換えて発表するため
言い訳や出来ない理由を考える事は一切なくなるのです。
常に前を向いたままの状態で会議は進行されます。
このため、論争になりません。
良い部分だけを見ているので慣れないとこれで良いのかと不安になるのです。
これもおかしな話です。
常に前向きな意見に終始しているのに不安になってくるのです。
今まで心のどこかで否定的な発言を期待していたのではないかと恥ずかしくなりました。
会議の核心に迫る
その後、『言えない事実』にいたります。
そして究極の『ひどい真実』を発表します。
ここがこの「すごい会議」の核心です。
これは、通常の会議ではまず誰も口にしない事柄です。
とても個人的な内容であったり、プライベートな問題であったりするからです。
ですが今回の会議では敢えて、この「言えない事実」、さらには「ひどい真実」を発表しました。
これは実際に経験した人にしか分からない効果をもたらします。
ぜひこの部分だけでも試してみて下さい。
その後、会議は重石が取れたようにテンポ良く進みだしました。
本音を言ってしまった以上、聞いてしまった以上、前向きに対応するしかありません。
そしてこの会議が本当に得たい目標に向かって進みだしました。
その基準が全員一致の元で見出されたのです。
すごい会議から得たもの
取材される企業を目標に!
申し遅れましたが、JPCでは在宅での開発スタッフが多く在籍しています。
子育てをしながら業務にあたる女性が数多く居ます。
彼女達も1日6~7時間業務にあたっています。
やり方が良い者は、出勤する常駐者より断然成果が出ます。
しかし、やり方が無いと日常との切り替えが無いまま、あっという間に一日が終わってしまいます。
見られていない分、その日は誰にも迷惑がかかりません。
しかし、成果も少ないままです。
そこで求められるのは技術でも無く、真面目さでもありません。
自分の決意を貫き通す『目的』であり『目標』であり『夢』です。
自分の基準なのです。
それも、共有できる基準が必要です。
私も多くの方と仕事をさせて頂きましたが、ミスやムラを無くす為にはその人の基準を上げる必要があると痛感しています。テクニックでは長続きしません。
その結果我社では、今年度、社内で共有する基準を改めて策定しました。
『納品目標を達成し
マスコミ3社に取材される会社になる』
金額も!(^^)!億円
これがすごい会議で導き出した我社の6ヶ月間の共有目標です。
いい加減な仕事では取材もされませんし、売上達成も出来ません。
そんな目標を立てて、その上ニュースレターで言ってしまって大丈夫なのかというご意見もあるかと思います。しかしながら皆さんにお伝えする事が目標達成への第一歩と思い紹介させて頂きました。
目標達成を楽しみにしていてください。
必ず数ヶ月先のこのニュースレターで「輝く働くお母さん」なんて紹介された記事を
ご紹介できることをお約束して今回は終わりとさせて頂きます。
長文になってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
株式会社 ジャパンパーソナルコンピュータ 松井洋治
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松井 洋治
お元気様です。メールを頂きまして、ありがとうございました。
プロフィールの写真を拝見させて頂きました。元気一杯の松井さんお顔を見まして、パワーをいただいたようです。
「すごい会議」の本をぜひ読んでみたいです。取材されるようになると、本当にす・す・すごいですね。(笑顔)
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松井洋治様
お元気様でございます。
メールを頂きまして、ありがとうございました。
松井さんのお顔の写真を拝見させて頂きまして、パワーを頂きました。
「すごい会議」の本は、とっても興味深いです。
すばらしい目標ですね。目標達成されて、マスコミに取材されましたら、ぜひ、教えてくださいね。(笑顔)
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大谷です、内容を拝読させていただきました、早速購入の上「読みたい」と感じました。
上記の文章を読んでいるだけでも、今の我々で改善する内容が見えてきたような気がします、是非とも改善改革に役立てます。
松井様・・目標達成に向かって・・フレー・・フレー
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松井さん、いいメールマガジンありがとうございます。
ぜひぜひ、参考にします。どんどん、発信してください!まってマース。
京都、丹波の手づくりの味をお届けする、京丹味噌、片山でした。
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すごい会議を読んでの共有目標。さすがですね。
弊社の会議もすごい会議にしていきたいと思います。
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お元気様ですって云うのがはやりでしょうか?
昨年7月鴨川のホテルの通路で名刺交換させていただいた、今仁です。
「すごい会議」の記事ありがとうございました。
早速注文して読んでみます。
松井さんの目標達成を埼玉より応援しています。