アメリカ大陸後日編

前回、前々回にご案内したNo1訪問の後日編です。
3月に構想をスタートしたNo1訪問の旅も+αを加えて6月で一旦、終了した。
訪米01

最後に訪問したのは東京理科大学のS教授である。
彼女は日本でのテレワーク第一人者。
アメリカであったNiellesとGillに紹介された日本であうべき人として紹介された。
そして先日会って来た。
この人がまた、驚くような人だった。


日本でのテレワーク第一人者へ


面会にあったてはTokyo Technical Universityを調べるところから始まった。
東京テクニカルなんて言われても理科大?東工大?なんて疑問からスタート。
ネットで調べるとそれが理科大だと分かる。
アメリカから帰って来て約1か月。
学んだことの落し込みや協会の準備も本格的に加速しだした。
まずは、正面から代表電話に電話してみた。
するとどうだろう受付の女性から待たされること約5分 違う女性が出てきた。
また、タライ回しか 間違ってこの人、違う内線出たのかなぁと思うとなんとご本人。
「すいませんS教授をお願いしたいんですけど」の私の声に「はい、私です」。
「えっえっ」動揺する私のたどたどしい経緯説明に
「はい、いついらっしゃいますか?」
たどたどしい日本語はこちらの方だ。
尊敬する日本語の天才ジェームよりもまだ、日本語がうまい。
しまいには、「どれだけお役にたてるか分かりませんが。」
なんて言葉までもらってしまう有様。
この人、アメリカ人だよね。
これって謙遜?謙虚?なんて変な思考がぐるぐる回る。
電話でのコミュニケーションには私なりの法則がある。
はじめて接触する方が電話の場合、
対応が冷たい感じの人ほど会ってみると同じ人?なんて思うくらい感じの良い人だったりする。
この出来過ぎのような謙遜も何か予想外の収穫を予期させていた。
約束は、1週間後。
協会の理事に内定しているメンバーとふたりで訪問した。
するとどうだろう。
電話の通りで感じの良い年の頃なら50歳前後の白人の女性が出てこられた。
研究室の中に通されまずは、こちらの自己紹介と経緯説明から始まる。
やはり会話の上手な方だ。
まずは、こちらの要望を丁寧に聞いてくれる。
しかもお約束のご謙遜付きだ。


冷静かつ正確な把握


こちらの要望をひと通り聴くとご自身の頭の引き出しを開いて少しずつ話しだす。
しばらく話すと核心に入る。
恐ろしく日本の事そして業界の事をしっている。
大学教授というと表面の学問だけなんてイメージがあるがとんでもない。
生の実態を見事につかんでいる。
そして現場の人たち以上に冷静かつ正確に。
程良い距離感から見事に日本人以上に日本の全体を把握している。
最後にポイントは3つ。と要点までまとめてもらう。
そして話の終わりに彼女は「所詮学者ですから」と謙遜の一言を加える。
ここまで来るとジャパニーズジョークだ。
彼女には訊かなかったがきっと20年以上日本にいて、日本人以上に日本を楽しんでいるのだろう。
最後に実は、私の両親が理科大出身だと伝えると「あなたは?」なんて切り返される始末。
そしてまた、私の困った表情をみて「あなたの表情だけでもう答えは結構ですよ」なんて
すっかり3本くらいとられてしまった。
なんと頭の良い人なのだろう。
そんな濃密な時間を1.5hほど過ごしもうひとりの理事候補の敬子さんと研究室を出た。
その足で、スターバックスへ駆け込み今の話をまとめること1h。
今回も驚く程の情報だ。
しまいには日本の慢性的な残業の革新的な原因まで指導を受けた。


信頼できる仕組みの重要性


最後になるが、外国人の彼女から見ると
日本ほど人を信用することの意味を履き違えている人たちはいないという。
1民族1国家且つ島国のせいか、選挙で「私を信じて下さい」なんてとてもナンセンスに映るようだ。
信じるべきものはやっている事やこれからの約束を信じるか否かを考えるべきなのに
人をとにかく信じてなんてナンセンスだという。
それもそうだ。
信じた政治家はほとんどと言っていいほど約束を反故にする。
彼女が言いたかったのは信頼される仕組みをつくれという事。
極端な話、松井という人間はどんな人間でも良い。
私の作った仕組みが信頼できる仕組みかどうかで決まるという。
我々に求められるのは信頼できる仕組みという事に終始するようだ。
訪米02

<<アメリカで色々と世話になった妹です>>
松井 洋治
社内の無駄な手間に気づいたら【オリジナルシステム開発】
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