はじめに
こんにちは。株式会社jPCです。
私たちは横浜で中小企業様向けのオリジナルシステム開発とホームページの製作を行っている会社です。
開発会社ではありますが、
システム開発やホームページ製作を通して、
会社の理念やミッションを作ったり、
スタッフさんを交えたモチベーションアップミーティングを
主催したりしています。
一体何で開発会社がそんなことを???と思われるかもしれません。
サービスの内容の前に少しだけ、
私たちが何故この仕事をはじめたのかをお伝えしたいと思います。
どうしたらもっと使ってもらえるんだろう?
私たちがずっと悩んでいたことに「開発したのに使ってもらえない」ということがありました。
挙げられる理由はたくさんありました。
・ 結局今までのExcelの方が自由が利くから
・ スタッフさんが入力してくれないから
・ ほしい情報がすぐに出てこないから
確かにお客さまの要望を聞いて開発をしたのに、どうして結局使われなくなってしまうんだろう???
お客さまの希望される機能をつけても、結局使われなくなってしまうのは何でなんだろう???
私たちは、使ってもらえないシステムを作るために頑張ってきたんだろうか???
そんな悩みの中、私たちは改めて「本当に必要なものは何なのか」について考え始めたのです。
何で使ってほしいのか
何故システムやホームページを使って欲しいのか?
それは、私たちはお客さまの会社に良くなってもらいたくて開発をしているからです。
システムもホームページも会社を良くするために入れるものですが、入れただけでは何も変わりません。
それらはツールであり、ツールを入れただけで会社が良くなるほど経営は甘くないはずです。
だからこそ、使ってもらう必要があるのです。
会社が良くなるかどうかは、いかに「情報」を共有するかにかかっていました。
システムに継続的に数字を入力してもらうことで、はじめて必要な数字を見ることが出来ます。
特にシステムの場合、もっとも大きな財産になるのは入力して蓄積されたデータです。
過去三日間分しかない顧客データと、過去2年分ある顧客データと、どちらが判断に有利かは一目瞭然ですね。
ただ、「システムは入れただけでは仕方がない」ということは、お客さまもよくご存知です。
むしろうちのお客さまのようにオリジナルで開発をしようという方は、
既存のシステムでは自社に合わない、もっと自社に合った仕組みを作りたいという方なのです。
そういう方でも使い切れないことがあるのはなぜか???
会社を良くするために本当に必要な2つのこと
私たちがまず始めたのは、とてもシンプルなことでした。
システムもホームページも使えるまでお客さまと対話と改善をしつづけました。
どうしたら使えるようになるだろうか? もっと使ってもらうために何をしたら良いか?
それこそ毎日のように導入した経営者の方に話を聞き、今どのような状況で使われているか、
何かハードルになっているものはないか、しつこいほどに聴き続けました。
そこから、システムやホームページを通して本当に会社を良くするために必要なことが徐々にわかってきたのです。本当に必要なのは、たった2つのことでした。
1.会社としての目的・ミッションはあるか?
2.仕組みを動かせる「協力体制」はあるか?
システムもホームページも、使われない・興味を持ってもらえなくなってしまう原因の多くは
「なんのためにあるのか分からないから」でした。
ただ手間を軽減させる為だけに新しい仕組みに乗り換えるというのは、実はほとんどあり得ません。
使い慣れた仕組みの中に居るほうが余程手間が掛からないからです。
そこを越えて新たな仕組みに乗り換えていくには、より強くよりパワフルな「会社としての使命」が必要だったのです。
会社としての使命があって行き先が明確になってさえいるのであれば、仕組みは何でも良いのです。
そしてもう一つ大きなポイントだったのは、やはり「人の力」でした。
いくら会社としての使命、目的が明確になっても、実現をするためには人の力が不可欠なのです。
一緒に働いていく仲間としての信頼感を高め、お互いに認め合うこと。
目的の実現には、社内の信頼関係と使命の共有が何よりも重要だったのです。
取り組みをはじめて
ただあるだけのホームページ・システムから、『ミッション』と『協力体制』のある仕組みを作ること。
決して一朝一夕でできることではありませんが、本当に会社を良くするための大切な取り組みとして
ひとつひとつ行っています。