世界一周 大人の電波少年/ドイツ編 ドイツは日本の未来?

今回、経由するだけの予定だったドイツフランクフルトに滞在し、さらにイギリスロンドンにも足を延ばすことにした。
スペインとノルウェーで、がぜんヨーロッパに親しみがわいて新たな選択を試みた。
しかし、実態は想像を超えていた。
この旅でこれまでのドイツ(人)の印象は、世界中に旅している。ゆとりある国。
ポルトガルでは、ツアーバスの6組の内3組がドイツ人だったりゆとりのある国と言うイメージだった。
それが、夕方 たどり着いたフランクフルト中央駅から印象が一変する。
駅前には、失業者が(特に若い黒人が大半)溢れかえり隙があれば何かを奪うか貰うかの雰囲気。
街にはゴミがあふれ、先進的なドイツのイメージは吹っ飛んだ。
駅からすぐのところにホテルを取ったが、恐ろしくて大きな道路を挟んだ目の前のコンビニにも行くのが嫌だった。
10年前に訪れたドイツ フランクフルトのイメージは、もうない。

ドイツでは、同じ経営者の会の澤田さんのご長男(タクミくん)にお世話になることになった。
彼は、高校卒業後 昨年からドイツ のハイデルベルグと言う街で勉強している。
そんな話を以前から聞いていたので場所を調べてみるとフランクフルトから電車で約1時間という距離。
澤田さんにお願いして一日お付き合いをお願いした。
結果的には、もしタクミさんとの出会いがなければドイツヘは、自分から2度と行かない国になっていた。

6/5の11時にハイデルベルグ駅で待ち合わせとなった。
前回の学習効果で11時に合わせ電車のチケットを事前にネット購入(この時はGoogleから買えた)
予定通りに電車に乗ったが、電車が遅れ乗り換えに間に合わない。
すると大変。次の電車はどれに乗ればよいのか分からない。
同じホームで来た電車に乗ればよいと言う事ではないようだ。
そんな時に役立つのがGoogleマップ
調べると何時の電車に乗ればよいかが出る。しかも電車の遅れまでリアルタイムで告知される。
10年前フランクフルトの電車の旅では、何度も途中で降りてしまいたどり着くのに大変な思いをした。
フランクフルト○○という駅がいくつもあり初めての我々は、何度も間違えて途中下車した苦い思い出。
日本で言うと日本橋○○がいっぱいあるみたいな感じ。
下車して、それを思い出す。

22分にハイデルベルグに着くはずなのにまだ16分。やってしまったか?
アナウンスではハイデルベルグと言うが本当か?つぎも何とかハイデルベルグか?
不安が横切るが、とにかく降りよう。
降りて駅の構内を日本へ電話しながら、うろうろしている声が掛かった。
あれ? また、「お金下さい」か?あれ、日本語?
タクミくんだった。

ドイツの鉄道には改札が基本無い。自由に入って来れるのだ。電車にも乗れてしまう。
性善説?なのかみんなきちんと切符を買うことが前提。
ただし、電車の中にチェックする人が来て切符を持っていない人は問答無用で2倍の料金を払わされる仕組みになっているそうだ。

タクミくんと合流しドイツへの経緯やこれまでの流れや街について歩きながら話を聞かせてもらった。
ハイデルベルグは、学業と観光の街らしく観光客も多く訪れる。
この日は、月曜日だけとまあまあの人の数。
土日は、沢山の素敵なお店がひしめき合うお城への参道は、観光客でごった返すらしい。
勿論、テナントは、新旧入れ替わりも多いと言う。
観光の目的は、綺麗な景色と山の上のお城ハイデルベルグ城がある。
ドイツの破壊と創造の文化を感じる。ゆっくりと緑とお城を散策した。
お城の見学後、ちょっと事件。
僕が、売店で水を買った際に売店に電話を忘れた。
山を降りてレストランに入る直前に気づく。
ここは、日本では無い。良く物を落としたり忘れる私だが、日本ではほぼ出てくるがドイツは、どうだろう。???
そんな時のタクミくん対応が素晴らしい。直ぐに電話番号を調べて電話をしてくれた。
あいにく電話は繋がらず山を歩いて戻ることになったが彼の存在で落ち着いていられた。
今では、少なくなってしまった世界中で活躍する日本人なんて将来紹介されるかも知れない。

その後も美味しい素敵なドイツ料理のお店に連れて行ってもらい。美味しいビールとカツを二人で頬張った。
その後は、ゆっくりと街を足で堪能してハイデルベルグ駅へ
そして電車のチケットをカウンターで買う。
乗り換えの少ない急行チケットを買った。
しかしホームへ行くとその電車は、運行されていなかった。
私は、単純に代替えの列車に乗れば良いと思っていたがタクミくんは、許さなかった。
お父さん譲りの交渉力でカウンターに戻り4ユーロを取り戻してきた。
素早い動きとこの交渉力は、間違えなく彼の強みだ。
お父さん譲りの行動力と交渉力のようだが、お母さんも中々の方らしくお母さんの影響も多く受けていると本人は言っていた。(澤田家は、スーパーファミリーだ)
ドイツのハイデルベルグという日本人のほとんどいない異国で生きて行く覚悟が伺えた瞬間だった。

その後も電車は、簡単には行かない。次の電車も、いきなり到着ホームが変わった。日本ではありえない。
さらにやっと乗れた直通のはずの電車も途中駅で止まり乗り換えを指示された。
言葉の分からない私は、同じ乗客に付いて行くのが精一杯。
しかも乗り換え電車は、待ってくれずみんな走っている。
おいおい、ドイツの電車はこんななの?
どうやら普段からここまでは無いがこれに近い様だ。国営企業の現実なのか。
そんな感じでフランクフルトに戻るとすっかり22時。街にたむろするヤバいヤツらを振り切りホテルへ戻る。
明日はロンドンへ移動。また、新しい旅が始まる。
と言う間に朝7:30出発。空港まではタクシーを使わず電車で。
しかし翌朝、ネットが不調またチケットが買えない。
インフォメーションで聞くが、困ってる俺に自販機で買えと言う。
挑戦するがよく分からない ドイツ語、英語、フランス語などの表記はあるがどの国へ行ってももう日本語表記は、無い。
また、タクミくんにお世話になる。
お世話になりっぱなしのドイツだった。
なんとか乗って空港へのアクセスは、楽なタクシー移動はしばらくお預け。挑戦の旅だから。
電車に乗ることで景色や習慣を学ぶ。
挑戦の旅は、まだ続く。