ご無沙汰しています。
松井です。
すっかり久しぶりのニュースレター(近況報告)を送らせていただきます。
2011年、私の甲子園が終った。
繰り返しになるかもしれないが、現在国家試験に挑戦中。
今年で挑戦2年目。
これって結果が出てから公表しないと格好悪い話
なので公表を控えたかった。
でも、どうやらもう少し時間が、かかりそう。
そこで思い切って周りに公表して自分を追い込もうと決意した。
資格なんて必要ないと思っていた自分が
苦手の克服に挑戦している。人生で最も学習をしている。
これも世の中の変化に対応する一貫である。
自社の業務に直結する。自社のイノベーションのひとつ。
自社の主力商品のひとつである自分自身に革新を加えている。
パソコンを軸にした起業。
パソコンがあれば、自分の能力不足を補ってくれる。
そう言ってスタートして16年が経っている。
「計算が遅い。不正確」
「記憶力が悪い。字が下手」をパソコンがカバーしてくれる
しかしパソコンが当たり前になった今、逆に個人の基礎能力が問われている。
いわゆる『読み書き計算』の中で仕事をする上でもっとも重要なことは
案外、読み書き計算だったりする。
教育の原点が、重要な時代がやって来ると思った。
大量情報の渦の中で情報を正しく読み理解し判断する力は運命をも左右する。
この試験に挑戦することで
自分の能力不足に思いっきり向き合っている。
こんなことを書けるのもきっと、訓練でいくらでも改善されることを実感したおかげかもしれない。
話は戻って、その資格の1次試験7科目が8月6・7日に行われた。
(科目は経済、財務、企業経営理論、運営管理、法務、情報システム、中小企業政策)
この7科目が、国が中小企業の経営に絶対必要だと考える7項目だ。
やってみると確かに必要。
これに2年目として挑戦した。
各科目100点満点。60点で科目合格。
これを7科目集めるか、(一度合格すると3年間有効)
平均60点かつ40点未満がないことで1次試験が突破できる。
※中小企業診断士協会ホームページより※
昨年実績では受験申込者数21,309人、受験者は約15,922人
合格者15.9% 約2,533人が1次試験合格をしている。
そして試験は2次試験+口述試験まであり
1次試験合格者の約20%が合格する。
※中小企業診断士協会ホームページより※
昨年は4,736人受験し最終合格者は925人である。
1次試験申込者から考えると4.3%の合格率
一般的には合格まで3~4年と言われるが
それは、あきらめずにやり続けた人の中での数字だ。
時間数では1000時間の学習が目安と言われているが
学習速度が人より遅い(3分の1)の私は3000時間が目安かもしれない。
自己採点ながら1次試験合格には至らかなかった。
これで予選落ち2回。
しかし、科目での合格が今年は4つあり
昨年と合わせ5科目となった。
残り2科目の1次試験と2次試験が来年の目標となった。
石川遼くんのメジャー挑戦も2年間の予選落ちから大きな学びを経て
今では、並み居る世界のTOPプロと肩を並べる戦いをする。
きっと、神様かご先祖様が、
私に3年間徹底的に中小企業経営を勉強、研究しろということのようだ。
誰でも3年死ぬ気でやれば成果は出る。
実は、今回、皆さんにお伝えしたいのは2つの事柄
私もこの挑戦を通して幅広く多くの人と出会いをいただいている。
1.受験者の実態からみる今の事情
2.日本一の講師との出会い
である。
この資格、受験者の平均年齢は35歳程度。
30~40歳のゾーンが最大である。
内訳は、大企業に勤める一般社員が80%。
全体の95%が自費で学習し受験している。
合格後もほとんどの人が企業内にとどまる。
この資格によって優遇されることは、あまりない。
実は、今、社会は空前の資格ブームに沸いている。
不景気により、能動的な人は資格取得による自己防衛に動いている。
社会人向けの教育産業は横ばいから若干伸びている。
意識してみるとファーストフードやファミリーレストランでは
多くの人がテキストを開いて学習している。
中小企業では経営者が社員さんが自ら学ばないと嘆いているが
大企業では、30歳代からリストラなどの万が一に備え自費で自己決断で学習している。
中には入社2年目の新入社員や大学生もいる。
取得にあたっては私も受験指導校に通っている。
私はそこで2つの大きな出会いをした。
1.自身を高めようとする優秀な若手人材
2.使命をもって指導する指導者
2.の受験指導校TのE先生を紹介したい。
彼は、この世界で名実ともに日本一、世界No1の指導者である。
名実とは、彼のクラスの合格率は日本一である。
彼のクラスは生徒数も日本一多い。
では、他の指導者とのちがいは、何か?
受講生の私は、彼の授業にミッション(使命)の追求を感じた。
彼の使命は
「日本を良くする中小企業診断士を育成する事」
にあると授業を通して実感した。
E先生は、現役のコンサルタントであり税理士である。
日本の現状を良く知る彼は、今の日本に大きな危機感を持っている。
これを改善するべく日本を良くする人材の育成に命を懸けている。
命を張って愛する同志を育成している
その為に彼は人一倍 研究し事前に準備をして授業にあたる。
生徒以上に努力をしている。
その原点は、E先生の受験時代にさかのぼる。
彼は、自分の人生に広がりを求め30代前半にこの資格に挑戦する。
前職はアパレル会社である有名ブランドの責任者をしていた。
そんな多忙な中、人一倍、学習し模擬試験などを通して合格を実感していた。
しかし、結果は初年度、一次試験は突破したもの2次試験で不合格になってしまう。
そこから彼の人生が変わった。
実は、彼は、2次試験受験翌日に務めていた会社に辞表を出していた。
しかし合格発表当日から彼の人生が一転する。
予期せぬ事態に彼は人生のどん底を味わう。
その日から3年間、怖くて自販機にお金を入れることができなかったという。
日々蓄えが減るプレッシャー、確約されたものが何にもない状況が続く。
そして一年間祈り続けたという。
「お願いですからこの資格に合格させてください。
ただしこの資格は決して自分のためには使いません。
世の中のために使います。だから私を合格させてください」
そして彼は2年目に合格を掴んだ。
そして更に翌年より税理士資格に挑戦し2年間でそれも取得している。
それから13年が過ぎている。
E氏は、今年も命がけで我々を指導している。
私も含め多くの受験生が彼の影響を大きく受けている。
まさに使命を持った人間の仕事がNo1になる姿を目の当たりにしている。
彼は250人以上いる生徒の名前を、すべて憶えている。
もちろん名札なんてついていない。
では、どうやって覚えたか。
彼は、絶妙なタイミング且つ戦略的に生徒と飲み会を開く
その場で紙とペンを渡して名前を書いて写メを撮る。
それを見て覚えているのだ。
本当に頭が下がる。
その効果は絶大。
250人の中から名前を呼ばれるだけで嬉しくて必死に勉強をしたという仲間を多く知っている。
私もその一人である。
私もどんなに時間がかかっても成果をE氏に届ける思いで続けている。
挑戦中の内容だがあえて今回は皆さんにお伝えしようと思いメールを発信しました。
それではまた
松井洋治
■株式会社ジャパンパーソナルコンピュータ
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代表取締役/代表理事 松井洋治
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メガでご一緒したタザワです。
パシフィコ会場で姿をお見かけするも、違うかなと考えお声掛けしませんでした。
本当に、躊躇は機会損失ですね。