遂に道場破り決行!

みなさん こんにちは JPC松井です。
今月のニュースレターは道場破り
3年越しのプランが始まろうとしている。
ちょっと刺激的な話です。ぜひ読んでみて下さい。


足かけ3年目のチャンス


早いもので足かけ3年前からチャンスをうかがっていた道場破りを決行した。
まずは、合気道道場である。
少林寺拳法の道場も考えたが私が行ける近所で
土曜、日曜にやっているのはここの合気道道場だけだった。
さすがに3年間もチャンスをうかがっていただけに力が入る。
朝8:30ついに到着。遂にスタート。
そう、大げさに言ったが体験入門コースである。
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※実心館合氣道会様写真
4才になる息子を連れての武道、初挑戦の時がやっと来た。
しかし、この体験は予想をはるかに超える感動の1時間30分だった。


自発性の促し


まずは、正座による挨拶、点呼から始まる。
もちろん声が小さければやり直しを繰り返す。
ここは、基本でありお約束である。
もちろんここに感動なんかは、ない。
むしろ横にいる息子がビビって「帰る」というのではないかとヒヤヒヤ。
そして挨拶が終わり、師範が今日一日の注意を促す。
次に教本の音読がはじまる。
開始10分
ここでいきなり感動が走る。
「本日は、13章、14章。ページを開け」
師範の声が道場に響く。
すると何事か?子供たちが一斉に動き出す。
この時間来ている子ども達は、3歳から10歳程度の小学生と未就学児。
その親も数名通っている。
女子高生もひとり混じっていた。
そう就学前の子供にはこの教本は読めない。
その為、小学生がサポートして就学前の子供にページを開いてやるのだ。
その時の師範の掛ける声が響く。
「できる奴は、気づけ。すぐに気づけ。周りに気づけ。できない奴は自分から声を出して教えてもらえ」
そうなのだ。
できる子にはまわりへの配慮、気づかいを促し、まだできない子は、自らの状態をはっきりと周りに伝えろというものだ。
素早くスピーディーに。
自発性の為の気づきを教えているではないか。
小学生と未就学児にである。
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※実心館合氣道会様写真


感謝・尊敬・気づかい


恥ずかしながら我が社のトラブルの多くがに気づきの低さにある。
担当者へ任せておいて確認が甘かったり、本人が問題状況の申告を怠ったりして起こる。
指示待ちだったり、状況を把握していないのが原因。
そんな双方の行動から問題が発生する。
大人でも出来なくなっている事を3・4歳児そして小学生がしっかりと学んでいる。
きちんと今のうちから教えている。
感謝・尊敬・気づかいが子供の間で生まれている
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※実心館合氣道会様写真
師範の話も注目だ。
結構難しい話も含まれているが子供が喜ぶような下品な話もあえてする。
小学校低学年児や就学前の子供はトイレやおしっこ、うんちなど大人が嫌がる言葉が大好き。
(これは先日のNHKでやっていたがイギリスなどの諸外国でも同じらしい。心配に値しない。)
そんな話も取り入れ子供たちとラポール(信頼関係を結ぶ)。
我が息子もウンチの話をする唯一の先生として信頼を置いたようだ。(師範=ウンチの話をする先生)
目線を上からだけでなく同じ目線にも持って行く。


日本の武道【お躾】


緊張と安どの連続で子ども達の集中を持たせる。
流石に最後の10分くらいはどの子も正座にモゾモゾしていたが
それ以外は約90分しっかりと集中して師範の指導を受けている。
うちの4歳児でも1時間も大人しく正座していた。
そしてもうひとつ感動した逸話があった。(最近は、分かりやすい話にめっぽう弱い)
もうひとり年配の先生が我々の横でお稽古について説明をしてくれた。
「稽古中、我々は一切問いかけをしません。決めつけでこどもたちに接します。」
えっ、質問なし!コーチングやNLPを散々やっている私に、そしてこの時代にどうして?????
先生は続ける
「生まれたばかりでは人=動物です。人間は人に間が加わって人間になる。その間が躾です。」
「我々は、しつけに“お”をつけて【おしつけ】をしています。」
そうなのだ。人として最低限の部分に疑いや選択の余地はないという考え。
もちろん、それを伝えるにあたっては信頼関係があって行われている。
ここでは父性が磨かれる。
約束を守る。
最後までやり遂げる。
ルールや規律そういった父性の部分がビジネスでも大切だ。
もちろん何事もバランス。
怖い父がいると母がとても優しく感じる。
我が社の社風である母性を活かすためにも父性は大切。
人間関係でも普段厳しい人がふと見せる笑顔は、最高に効果的。
人はギャップに魅力を感じる動物だ。
普段から笑顔のAさんよりあのBさんが笑ったがとても印象に残る。
父性が弱く、こんにゃく的な日本を救う切り札は、日本の武道【お躾】かもしれない。
どうやら、そしてやっぱりここで学ぶのは息子では無く私の方かもしれない。
まだまだ、学びの道は続く。
松井 洋治
社内の無駄な手間に気づいたら【オリジナルシステム開発】
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